鈴木幸之助

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山形県肘折温泉の鈴木幸之助さんの5寸2本です。右の保存状態の良いのは、昭和30年代中期以降の作でしょうか、線も震え、潤んだような目になっています。ただし、鬢の後ろから描かれた飾りが、それほど下がっていませんから、最晩年の38・9年までは行かないと思っています。この形態は、遠刈田系の小寸にはあまり見られませんが、辞典に30年作の例が載っています。
 左の、なで肩で胴下3分の1にかけて緩やかにアールが付いた型は、遠刈田のの典型的なコゲス型です。眉目の線も整っていて、筆の力の入れと抜きも正攻法で、右に比べると比較的元気なときの作品と思われます。昭和30年代初めの作ではないでしょうか。これも、量鬢後ろから前髪にかけて続く飾りは、右とほぼ同様です。両者は、年代的に、それほど離れていないのかもしれません。

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