2006年07月22日 阿部常吉その7 蔵王高湯系 山形県温海温泉の阿部常吉さんの輪抜き達磨です。5段の輪の下端からだるまの頭部までは8寸4分あり、十分に遊びを楽しめるサイズです。木地は進也さんかもしれませんが、だるまの描彩は常吉さんです。両眉と目玉の位置のずれに注目してください。左が上のほうに位置しているのがわかると思います。それと、大きな鼻が、他の顔の部分と重なりながら、筆早に書かれているのも魅力的です。このように、筆の速さとメリハリのある線が、勢いのある力強い表情を作り出すのでしょう。
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